日本通信株によるローソク足の見方

株式投資において、投資したい銘柄がどのような株価の動きをしているかを確認する、重要な判断材料がチャート上に表示されるローソク足です。この幅が上下に長いほど、その日の値幅が大きいことを示し、デイトレードをする場合の目安になります。日本通信(東証1部・証券コード9424)のチャートを例にとると、この銘柄の2015年の高値が5月27日の504円ですが、当日の始値が499円でこれが上辺になり、終値が470円で底辺となります。その上辺の左右の端から底辺の左右の端までを垂直に結ぶとちょうどローソクのような形になるためローソク足と呼ばれています。また、その日の高値と安値がローソクの上下からはみ出しますので、その部分が「上ひげ」「下ひげ」となります。ローソク足はさらにその日の始値より終値が高かった場合は白で表示され、「陽線」と呼ばれ、反対に始値よりも終値が安ければ黒で表示され、「陰線」と呼ばれて区別されます。日本通信株も8月の上海ショックではやはり急落しましたが、9月3日には反発過程で大陽線を引いています。当日の始値が287円で高値357円まで急騰、終値も357円の高値引けとなりました。この場合、上にはみ出す部分が無いため、毛の無い頭に例えて「坊主」と呼ばれます。さて、日本通信株を例にとりましたが、このローソク足をどう使うかは人それぞれの投資手法により異なります。デイトレードや短期勝負型の人なら、ローソク足が長く動きの激しい銘柄を選ぶでしょうし、反対にリスクを避けて中長期でじっくり拾っていきたい人はローソク足の短い安定した値動きの銘柄を探した方が良いでしょう。くれぐれも大陽線が何日も続くような暴騰している株を飛びつき買いをすることだけは避けたいものです。